軟骨ピアスの痛みや腫れの期間は?早く安定させるための対処法とは


ファッションやアクセサリーに興味がある人で、軟骨ピアスと聞くと、おしゃれアイテムとか痛いなどといったイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。

つい先日、TVの番組で、とある芸能人が軟骨ピアスをするようになったきっかけや、穴を開けた後の失敗エピソードなどをこと細かに語っていました。「わりと勢いで開けた感もあり、後々思ってた以上に痛みがあった」などとも話していました。

もちろん芸能人以外でも、軟骨ピアスにチャレンジしたものの、日々痛みと闘ってる人や、これからピアスホールを開けてみようという人もいると思います。

ということで、今回は「軟骨ピアスの痛みや腫れは、どれくらいの期間で治まるのか?」また、「実際に痛いときの対処法」、「ピアスホールが安定するまでの期間や対処法」など詳しく見ていこうと思います。


軟骨ピアスとは?

軟骨ピアスとは、読んで字のごとく軟骨に開けるピアスのことなんですね。

耳たぶ以外の耳を形取っている部分には軟骨があります。その軟骨に、ピアッサーやニードルといったもので穴を開け、ピアスを通します。軟骨とはいえ一応骨なので、簡単に言うと骨折やひびと同じような状態になるわけです。

なので、軟骨ピアスは耳たぶに穴を開けるごく一般的なピアスと比べると、痛みが続く期間も長く、ピアスホールが完成するまでの期間も、長くなるんですね。ただ、耳たぶのピアスに比べ軟骨ピアスは穴を開ける位置もいろいろあるので、ファッションの面で個性を出しやすいなどの特徴もあります。

軟骨ピアスの位置と名称

軟骨ピアスの穴を開ける場所は複数ありますが、場所によっては軟骨の形が複雑で、ピアッシングしにくい場所もあります。また、部位によってピアスホールが完成するまでにかかる期間なども異なります。

以下、軟骨ピアスの部位として、比較的有名な場所を簡単にご紹介します。

① ヘリックス
軟骨ピアスの中でも最も人気のある場所で、自分でも比較的穴の開けやすい場所です。耳の中央から上部にかけたアウトラインで、上下に少しずらしたり複数個ピアッシングしたり、印象が変わりやすい場所といえます。

② アウターコンク
耳の上部で、軟骨が平面で広がり、ピアスの選択に自由度があることから、ピアッシングの場所として人気があります。

③ ロック
上の画像からも見てわかりますが、山折になっている軟骨部分が狭く、ピアッシングしにくい場所です。ロックまたはルークと呼ばれ、女性のに人気のある場所でもあります。

④ ダイス
耳の付け根上部の場所で、ここに開けている人は少ないのではないでしょうか。

⑤ トラガス
耳の穴のすぐ前の三角に出っ張っている軟骨の部分です。ピアスをつけた印象もかわいらしく、おしゃれ度も高く、特に女性に人気があるようです。

⑥ コンク
アウターコンクに対し、インナーコンクと呼ばれることもあります。平面で広く取れるため、拡張性もあります。

⑦ スナッグ
耳の穴の外側中断に位置していて、正面から見ても軟骨を貫いていることがわかり、インパクトがあります。軟骨ピアスの中ではわりと難易度も高めですが、おしゃれ度もかなり高く、人気もあります。

⑧ アンチトラガス
耳の中段より下に位置する場所の軟骨で、ここにピアッシングする人はかなり少ないようです。

⑨ イヤーロブ
軟骨と違いここは皮膚が柔らかく伸縮性が良いので、ゲージの太いものへの拡張もしやすいです。ピアスを複数個並べてコーデしたりする人も多いです。

軟骨ピアスの痛みと腫れ

ピアッシングするということは、軟骨に穴を開けるわけですから、しばらくの間痛みや腫れが出るのは仕方ないことですよね。

自分で穴を開ける場合、ピアッサーを使うと慣れていない人でも比較的簡単に穴を開けられるのですが、軟骨がダメージを受ける面積が広くなりやすく、痛みや腫れの出る期間が長く続く場合があります。

逆に、ニードルは先端が尖っていて、軟骨に与えるダメージが最小限で済むため、治癒の期間が短く済む傾向にあります。

痛みや腫れが続く期間はどれくらい?

先にも書きましたが、軟骨に穴が開くと体はその部分を骨折したと認識します。骨折した部分を治そうとする作用が働くので、穴を開けた周りが赤く腫れ、痛みも出るんですね。

『軟骨に穴を開けたことで赤く腫れた部分』は、たいていの場合1週間くらいで治まることが多いようです。 また、『痛みの感じ方』に関しては個人差もありますが、一般的には1〜2週間は続くと言われています。

ただ、穴を開けた後のケアもとても重要になります。ばい菌が入ってしまったり、化膿してしまえばそれだけ痛みが続く期間も長くなってしまうので、ピアスホールが安定するまでは、十分な注意が必要です。

痛みや腫れが出たときの対処法

軟骨ピアスを開けたことがある人はわかると思いますが、実は穴を開ける時より、穴を開けた後の方が痛みが増してくるんですよね。

服を着るとき、被り物の服が耳に当たったりしただけでも本当に痛い思いをしたことがある人も多いと思います。寝ているときの寝返りや、枕やシーツがタオル地だったりすると、それに引っかかるなどしても、かなりの激痛を感じることもあります。

通常であれば1〜2週間で治まるという痛みも、場合によっては半年たっても痛いとか、さらには1年近く痛みが続いている人もいると聞きます。これはもう、消毒などをして衛生面でも常にきれいにすることを心がけ、必要以上に触らないことが重要です。

そして痛いことはしない。痛いときは、とにかく触らない。と言うのが一番の対処法だと言えますが、この他にも自分で簡単にできる痛みを和らげる方法をいくつか見ていきましょう。

患部を冷やす

オーソドックスな方法ですが、氷なので患部の周りを冷やすことで痛みを和らげることができます。特に、腫れを伴う痛みがあるときに効果的と言われています。

小さめサイズの保冷用の氷を清潔なハンカチで巻いて使うと、手のひらにも収まり、片手で使えるので便利です。この時、タオル地のような物を氷に巻いて使うと、生地がピアスに引っかかったりするので注意が必要です。

または、冷却用のジェルシートを小さく切って、腫れや痛みが出ているところに貼っておくという方法もあります。この方法なら、腫れや痛みがある患部を数時間にわたって冷やすことができるので便利ですよね。

ホットソークでケアをする

ホットソークまたはソルトソークと言う場合もありますが、人肌と同じ温度で、人の体液と同等の濃度の食塩水を患部に浸透させることで、新陳代謝の向上を促し、皮膚の形成など治癒のスピードアップを狙います。

まずは38〜40度のお湯と、天然塩を用意します。このお湯100ccに、天然塩0.9gを入れてしっかりかき混ぜ、0.9%の食塩水をつくります。

これをコットンにたっぷり染み込ませて、痛みがあるピアスホールを包み込むように貼り付けます。コットンに染み込んだお湯は冷めやすいので、何度かお湯を染み込ませて、できるだけ温度を保ちながら、患部に貼り付ける作業を繰り返します。

このホットソークのケアは、1回10〜15分程度を目安に行い、最後はしっかり洗い流すようにします。

また、ホットソークはピアスホールに炎症や痛みがある時に効果的ですが、ケアの頻度が多過ぎたり、お湯の温度や塩分濃度を間違えると逆に悪化することもあります。1日に1〜2回を上限に1週間ほど試してみて、改善が見られない時や化膿の度合いがひどい場合は、医師の診察を受けるようにしましょう。

痛み止めの薬に頼る

どうしても痛いときは、痛み止めを服用するという方法もあります。最近は市販の鎮痛剤でも、眠くなりにくいものなど、いろいろな種類の鎮痛剤が出ているので、薬局で相談して1つくらいは常備しておいてもいいかもしれませんね。自分に合ったものを使えば、鎮痛作用の即効性もあり、辛い痛みから解放されます。

ただし注意点として、痛み止めは対症療法であり一時的な効果が得られるもので、連続して何日も服用する事は避けるようにします。また、風邪薬などを服用している場合は、成分が重複していることも多いので、鎮痛剤の服用前に確認するようにしましょう。

ピアスホールを早く安定させるための対処法

ファーストピアスを開けると、まず気になるのがピアスホールはいつ完成するのか?ということですよね。

実は軟骨ピアスは耳たぶと違って、ホールが完全に安定するまで、かなり時間がかかります。代謝のスピードは個人差もあり、年齢によっても違ってきます。また、ピアスホールが安定するまでの日々、どのようにケアするかでもその期間は変わってきます。

一般的には軟骨ピアスは部位によっても違いますが、ピアスホールが完全に完成するまでおよそ1〜2年と言われています。

ここでまず最初に重要なことは、ファーストピアスは8ヶ月程度は外さないと言うことです。具体的には、ピアスと肉の間に薄い皮膚が作られ、ピアスを軽く動かしても痛みもなく、分泌液も一切でなくなったのが確認できてから初めてセカンドピアスに変えます。ここまでを第一治癒期間といいます。

そして、第二治癒期間にはセカンドピアスに変えるのですが、このセカンドピアスも、プラスチックや合金のものはトラブルの原因になるので、チタンやプラチナ、18K等のしっかりしたものをお勧めします。

基本的に、第二治癒期間のケアの方法は、第一治癒期間とほぼ同じ方法で大丈夫です。そして最終的に、ピアスと皮膚の間に隙間ができる位になれば、ピアスホールの完成です!

ピアスホールが安定するまでのケア方法

日々、早くピアスホールが完成してほしいと言う、焦りの気持ちが出てくることもあるかもしれませんが、トラブルが起きればその分長引いてしまいますよね。なので、正しい知識で焦らず、毎日のケアを適切に続けていくことこそが1番の近道といえます。

毎日洗浄する

毎日1〜2回流水で洗い流すようにします。

お風呂に入った時は、石鹸をできるだけきめ細かく泡立てて、ピアスホールを泡で数分包み込むようにして、最後にしっかり洗い流します。

特に、夏場で汗をよくかく季節や、第一治癒期間で分泌液が出る頃は、ピアスホールが不衛生になりやすいので、丁寧に洗うようにしましょう。このとき石鹸は、肌への刺激が少ない低刺激タイプの石鹸を使用するのもポイントです。

刺激を避け清潔な状態を保つ

ピアスホールは常に清潔な状態にしておくことがとても重要です。人は無意識に、ピアスホールが気になって、知らないうちについ触ってしまうと言うことが多々あります。そして触ったところから菌が入り、炎症を起こしたり化膿してしまうケースもあるので、手はこまめに洗うようにして、それ以上に、できる限りピアスホールには触らないように心がけましょう。

外部的な要因としては、枕カバーやシーツ、髪の毛など耳に直接触れるものは、洗濯したり洗うなどして、きれいにしておくことが大切です。 他にもヘアスプレーがかかったり、服の脱着の際にピアスに引っかかったりして、ピアスホールに刺激が加わると炎症を起こす原因にもなるので、注意が必要です。

また、雨や雪の日は、上空から降ってくる雨雪に空気中のチリやほこり、花粉など微細な粒子が含まれていて不衛生なので、耳や髪の毛を濡らさないように心がけましょう。

必要以上に消毒をしない

ピアスホールの消毒に関して、医師によっては特に必要ないと言われることもあります。これは、人間には自然治癒能力というものが備わっているため、清潔にさえしていれば何もしなくても傷は回復に向かうということのようですね。

また、切り傷やすり傷の際に用いられる市販の消毒液は、殺菌作用が強い反面、日常的にピアスホールに使用するには刺激が強過ぎて、逆に痛みが出たり皮膚が荒れてしまうこともあります。

なので、1日に1回程度の消毒で充分と言われています。消毒するときは、まずピアスホールの汚れをきれいに落としてからするようにしましょう。他にも市販品で、ピアス用の消毒ジェルやスプレータイプのものなど、低刺激で皮膚が荒れにくいものも出ているので、気になる方は一度使ってみてもいいかもしれませんね。

まとめ

軟骨ピアスは耳たぶのものに比べると、安定するまでの期間も長く、痛みも強いです。そこにトラブルで更にその期間が長引く…。 なんてのは絶対避けたいですよね。

痛みがあるときは上手に痛みを和らげながら、焦ることなく日々、正しいケアを続けていくことが、ピアスホール完成への1番の近道です。そしてホールが完成したら、かわいいピアスやかっこいいピアスで、どんどんオシャレを楽しみましょうね!


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