簡単美味しい!とうもろこし茹で方!人気はレンジ?水からお湯から?


朝一もぎたての新鮮なとうもろこしって、生で食べても甘くて美味しいですよね!そんなとうもろこしの茹で方ですが、みなさんはどのように調理していますか?

人気のある茹で方(調理法)の中には、水から茹でる、お湯から茹でる、レンジでチンするなどがありますが、実は茹で方ひとつで、味も仕上がりも全く違うんです。さらに、とうもろこしの茹で方は簡単なだけに、ほんの一手間加えるだけで、断然美味しくなったりもするんですよね!

と言うことで今回は、とうもろこしを水から茹でる場合と、お湯から茹でる場合、とうもろこしを電子レンジで調理する場合の3通りで、出来上がりの違いの比較も交えながら、お伝えしていきます。もちろんそれぞれの工程で、一手間を加えた人気の茹で方でお伝えします。


とうもろこしの茹で方(お湯から茹でる)

【材料】

  • とうもろこし 2本
  • 水 1L
  • 塩 大さじ2杯(約30g)

【茹で方】

  1. 鍋にたっぷり水を入れ沸騰させる
  2. とうもろこしを鍋に入れ3〜5分茹でる
  3. 熱い状態の2を素早く冷水(塩水)につける
  4. 粗熱がとれたら出来上がり!

おすすめ度 ★★★★☆

とうもろこしをお湯から茹でる場合、いくつかポイントがあります。

まず鍋には、茹でるとうもろこしがしっかり浸かるくらいの水を入れ火にかけます(とうもろこしは一旦鍋から出しておきます)。そして、沸騰したらとうもろこしを鍋に入れるのですが、この時とうもろこしの皮は全部剥いてしまわず、最後のうす皮1枚とヒゲは残しておきます。

このうす皮が付いた状態のとうもろこしを鍋に入れ、3〜5分茹でます。品種によって若干茹でる時間は異なりますが、長くても5分以上は茹でないようにしましょう。長い時間茹で過ぎると、味が落ちてしまうんですね。

とうもろこしが茹で上がったら鍋から上げ、そのまま素早く濃度3%程度の塩水につけて、熱を取ります。(水1Lに対し、塩 大さじ2杯の割合で約3%の塩水ができます)

ある程度熱が取れたら、塩水から上げ、とうもろこしのうす皮とヒゲを取って出来上がり!

この、とうもろこしをお湯から茹でる方法だと、仕上がりはシャキシャキした食感になり、みずみずしく甘く、果物のような感じになりますよ!

茹で上がったらとうもろこしを素早く塩水に浸して粗熱を取ることで、茹でたあと時間が経っても実がシワシワにならなくなります。また、早めにラップに包んで保存することでも、とうもろこしの実がシワシワになるのを防ぐことができます。

とうもろこしの茹で方(水から茹でる)

【材料】

  • とうもろこし 2本
  • 水 1L
  • 塩 大さじ2杯(約30g)

【茹で方】

  1. 鍋に水ととうもろこしを入れる
  2. 火にかけ沸騰してから3〜5分茹でる
  3. 熱い状態の2を素早く冷水(塩水)につける
  4. 粗熱がとれたら出来上がり

おすすめ度 ★★★★☆

とうもろこしを水から茹でていくのですが、まず先にとうもろこしを下処理します。とうもろこしの皮は全部剥いてしまわず、最後のうす皮1枚とヒゲを残した状態にしておきます。

次に、鍋にたっぷりの水と先ほど下処理をしておいた、うす皮付きのとうもろこしを入れ、火にかけていきます。そして、鍋の湯が沸騰してから3〜 5分茹でて火を止めます。品種によって若干茹でる時間は異なりますが、鍋が沸騰してからは、長くても5分以上茹でないようにしましょう。

この後の工程は『とうもろこしをお湯から茹でる』時と同じになりますが、とうもろこしを鍋から上げ、そのまま素早く濃度3%程度の塩水につけて、熱を取ります。(水1Lに対し、塩 大さじ2杯の割合で約3%の塩水ができます)

ある程度熱が取れたら、塩水から上げ、とうもろこしのうす皮とヒゲを取って出来上がり!

この、とうもろこしを水から茹でる方法だと、仕上がりは実の一粒ひと粒がしっとりふっくらしていて、ジューシーな感じになります!

『お湯から茹でる』時と同様に、茹で上がったらとうもろこしを素早く塩水に浸して粗熱を取ることで、茹でたあと時間が経っても実がシワシワにならなくなります。また、早めにラップに包んで保存することでも、とうもろこしの実がシワシワになるのを防ぐことができます。

とうもろこしの茹で方(電子レンジで加熱調理する)

【材料】

  • とうもろこし 1本
  • 塩 適量

【手順】

  1. とうもろこしのうす皮1枚を残して皮をむく
  2. 水にくぐらせ塩をふる
  3. ラップで包み600Wで5分加熱
  4. ラップのまま数分蒸して出来上がり!

おすすめ度 ★★★★★

鍋を使わず、電子レンジとラップだけで簡単にできます。美味しさアップの重要ポイントもあります。

まず、とうもろこしを下処理します。下処理は鍋でゆでる時と同様に、とうもろこしの皮を全部剥いてしまわず、最後のうす皮1枚とヒゲを残した状態にします。

このうす皮1枚のとうもろこしをさっと水にくぐらせて、塩をまんべんなくふりかけ、両手で擦るように塩をなじませます。この時、少し多めの塩を使うのがポイントですが、うす皮の上からなので、とうもろこしが塩辛くなったり、塩味がついてしまうということはありません。

これをラップで包み、600Wで5分加熱します。加熱後はラップのまま数分蒸らしておきます。ある程度熱が取れたらラップから出して、うす皮とヒゲを取って出来上がり!

この、とうもろこしを電子レンジで加熱調理する方法だと、仕上がりは、とにかく甘みが強くて、そしてとうもろこしの味自体もかなり濃厚な感じになりますよ!

とうもろこしをレンジで加熱調理した後、まだ熱いうちにラップから出すと、とうもろこしの実がシワシワになってしまうので、ある程度熱が冷めてから取り出すようにします。

茹で方の違いによる比較

とうもろこしをお湯から茹でる
シャキシャキした食感。みずみずしい。

とうもろこしを水から茹でる
柔らかくしっとりふっくら。ジューシー。

とうもろこしをレンジで加熱調理する
甘みが強い。とうもろこしの味が濃厚。

どの方法も仕上がりの特徴がはっきり出て、好みに合った方法で調理すれば、とうもろこしを美味しくいただくことができると思います。ちなみに私 個人的には、断然レンジで調理したものが甘くて濃厚で美味しかったです!

実はこのレンジでの調理法ですが、穫れたてを直販しているとうもろこし農家さんから教えて頂きました。なんといっても手軽で簡単美味しい、そして甘くて濃厚なため、レンジ調理法を推奨する農家さんが増えているんだそうです。

私も以前は、とうもろこしのシャキシャキの食感が好きで、お湯から茹でることも多かったのですが、レンジ調理法を知ってからは、脇目も振らずチンしてます!

知らないと損する甘くて美味しいとうもろこしの見分け方

まず知っておきたいのが、とうもろこしは収穫した後、鮮度が落ちるのがとても速いということなんですね。それと同時に甘みもどんどん損なわれていきますので、入手したらすぐに茹でるなど調理して、ラップに包んでおくようにします。

こうすることで甘いままのとうもろこしを保存でき、冷蔵庫に入れておけば、3日は美味しくいただくことができます。また、とうもろこしの皮を剥くとさらに、甘みや鮮度が低下していくので、調理する直前まで皮は剥かないようにします。

そして、とうもろこしを選ぶ際は以下の点に注意して選ぶようにしましょう。

  • 皮の色が濃い緑色で艶がある
  • ヒゲの先が褐色でふさふさしている
  • 茎が太くて切り口が白いもの
  • ずっしり重いもの

畑で太陽の光をいっぱい浴びて甘くて新鮮なとうもろこしは、皮が濃い緑色で青々としていますが、収穫して時間が経つにつれて、薄く黄色掛かった色に変色していきます。

茎の切り口も、鮮度が良いと白くしっとりとしていますが、時間の経過とともに黒っぽくなり乾燥していくので、見分けるポイントとなります。

またとうもろこしのヒゲの本数は、とうもろこしの実の数と等しいので、ヒゲが多くふさふさしているものは、実がいっぱいつまっているといえます。ヒゲは褐色で、しなやかなものを選ぶようにするのもポイントの1つです。

逆に、ヒゲが真っ黒になったものは、熟しすぎている可能性があります。とうもろこしは熟し過ぎると甘みが弱くなっていくので、その一歩手前のものが、最も甘くて美味しいと言われています。

まとめ

今回、とうもろこしをお湯から茹でる方法、水から茹でる方法、レンジで調理する方法の3つをご紹介しました。

正直この方法ならどれで茹でても、普段とは一味違う甘くて美味しいとうもろこしが出来上がると思います。後は仕上がりの部分で、それぞれ好みが分かれるといったところでしょうか。

鮮度の良い美味しそうなとうもろこしが手に入った時は、是非こちらの方法で調理して、簡単で美味しい甘くて濃厚なとうもろこしをお召し上がりくださいね!


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